性器の周辺に湿疹のようなものができたので、皮膚泌尿器科にいった。
「今日は院長先生ひとりですけど、どのようなことで?」受付で看護師の女性に訊かれた。
「あの、実は、湿疹ができてるみたいなんですが…」僕は小さな声で言った。
「どこにですか?」はっきりした声でまた訊かれた。
僕は、もっと小さな声で
「性器のまわりなんですが…」
「今日は院長先生おひとりですから、訊いてみますのでそのままでお待ちください」
*****
■■■さん!診察室へどうぞ!
院長先生が診てくれることになったが、診察室に入って驚いた。
院長先生は女性だったから。そして年齢は50歳代のようだった。
「どうしました?」お決まりの質問で始まった。
下半身丸出しの姿で僕は診察台に寝ている。
「ああなるほどね少し湿疹があるわね、痒くはない?」
「ヘルペスではないようだけど…」
「よく調べてみましょうね」
院長先生は、そんな診断をくだしながら僕の性器を触診しつづけた。
陰嚢を丹念に裏返したり、陰茎の先端から根元まで摩るようにしたり、
性器の付け根周辺を指で押したり
10分以上そんな触られ方をして、僕の陰茎は完全に勃起してしまった。
僕の息は荒くなり顔は上気して熱くもなってきた。
そんな勃起を見ながらも、院長先生は手を休めなかった。
うっすらと笑っていたかもしれない。
「あっううう!」院長先生の手が勃起した陰茎を摩ることで僕は射精してしまった。
下腹部にどろりとした精液が流れた。溜まっていたのでかなり濃厚になっていたようだ。
「す、すみません」僕はすぐに謝った。
「あら」院長先生はそれだけ言うと、
すぐに脱脂綿で僕の下腹部を拭いてくれた。
「きれいにしておかないといけませんね」
脱脂綿にたっぷり消毒液を染み込ませて僕の陰茎も吹き始めた。
「かっあうう」アルコールの刺激で僕はうめき声をあげてしまった。
そして院長先生は、最後に、陰茎のさきっぽ、つまり尿道口にさらにたっぷりと
消毒液を染み込ませた脱脂綿を押し当てた。
「うああああ!!!」僕の悲鳴が院内に響きわたったはずだ。
院長先生はそのとき満面の笑顔になっていた。
- 2011/08/08(月) 02:17:06|
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